現役大学生 大西くんの海外留学レポ:アリゾナ州立大学で学ぶ

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 こんにちは。今日は筆者の通う、アメリカ合衆国はアリゾナ州アリゾナ州立大学についてご紹介いたします。

アリゾナ州の地理について


 アリゾナ州はアメリカ南西部に位置し南部はメキシコのSonora州とBaja California州に国境に接し、西側は全米でも大きな日系人コミュニティを有し、観光地としても名高いロサンゼルスやサンフランシスコなどの大都市を抱えるカリフォルニア州、北西にはカジノで有名なネバダ州、北部にはユタ州、北東にコロラド州、東にニューメキシコ州と接する内陸の州になります。有名な観光地として大自然が作り出すグランドキャニオンやセドナがあります。気候は高山気候に該当するFlagstaffなどを除き、砂漠気候で年間通して降水量が少なく夏季の日中最高気温は摂氏45°を超えることも。一方で冬場の夜間帯の最低気温は摂氏0°近くになることも時折あり、朝夕の気温差もかなり感じます。

アリゾナ州立大学について


 前置きが長くなりましたが大学について。アリゾナ州立大学(Arizona State University、以下ASU)のメインキャンパスはアリゾナ州都であるフェニックスの属するマリコパ郡のテンピで約53,000人の学生が通っています。テンピキャンパスの他には政治学やマスコミュニケーション学などを専門に扱うダウンタウンフェニックスキャンパス、飛行場隣接で航空学や宇宙学を専門に扱うポリテクニックキャンパス、さらにウェストキャンパスの主に4つのキャンパスからASUは構成されます。4キャンパスの学生数は約75,000人で、オンラインの学生も含めると約111,000人となり日本最大の学生数を誇る日本大学の67,000人と比較しても学生数の多さに驚かされ、国の大きさを感じるばかりです。キャンパスに通う学生の約10人に1人は留学生ということもあり、国際色豊かなところもASUの大きな特徴ではないでしょうか。

 ASUには350以上の学士プログラムと450を超える修士・博士課程のバラエティー豊かなプログラムがあり、学問領域間の横断も比較的しやすいことから学際研究も多く行われております。ASUはビジネス宇宙学サステイナビリティにおいて顕著な成果を残しており、特にビジネス学部はU.S. News & World Reportランキングにおいて様々な分野において上位を占め、高い次元での教育、研究が数々の賞を獲得した教授陣によって行われております。また同U.S. News & World Reportランキングに於いて、イノベーション分野で名門スタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)を抑え6年連続全米第一位ということもASUの大きな特徴であります。ASU学長マイケル・クロウ(Michael M. Crow, Ph.D)は”インオベーションはあらゆる面において、「我々の社会もおける成功において重要な事項である」(“Innovation is critical to the success of our society in all things”)と述べておりASUの学内でも大きく尊重される文化の一つとなっています。先端技術研究と積み重ねられた先行研究のマリアージュが我々の生活する地球規模で抱える諸問題(World Crises)へのアプローチになると考え、将来グローバルスケールで何かしらの形で社会貢献できるよう筆者は日々学問に励んでおります。

 今後の投稿では日常生活やキャンパス周辺、また豊かなアリゾナの自然などを皆様にシェアできればと考えております。

執筆:大西 弘晃

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